昨日の11月24日に、こころの1年目のワクチンを打ちに病院に行ってきました。
仔猫の頃に二度目のワクチンを打ったのは今年の1月なので、獣医さんはもう少しあとでもいいよと言われましたが、今打っても全然問題ないとのことなので、本格的に寒くなる前にお願いしますーということで、お願いしました。
まずは注射打つまでに、健康チェックということで、おしりに体温計いれいれ。
38.1度、問題なし。
体重4kg、口の中やお耳、おなかやあちこちをさわっての触診、問題な~し♪
相変わらず、恐くて固まって置物のようになり、心臓はバクバクくんになるこころに、心音を聞く時には先生「心臓バクバク言ってる~!(笑)」。
私がこの獣医さんが好きな理由は、「大丈夫だよ~」と優しく声をかけながらペットの身体をさわったり、そっとなでてくれながら、必ず診てくれる事。
「動物が好き」「好きだからこの仕事をしている」というのが、あちこちににじみでてはるところが好きなのです。
今日はこころは、そんな先生の優しさが伝わったのか、ペロッと触診中に先生の手をなめてました。(笑)
注射は無事終了。今回も、フェロバックス3(3種)を打ちました。
こころは完全室内飼いですが、万一私たち人間が外から病気を持ってきたらいけないので、今後も3種だけは年に一度打ちに行くつもりです。
帰宅後、即ゴハンを食べ、いつものように走りまわっていましたが、やはり注射の影響で、少し熱がでてました。
身体は戦ってるんだなあ。
これで我が家は、こころのワクチン接種終了、ダンナさんも会社でインフルエンザの予防接種終了、残るは私のインフルエンザ予防接種のみです。
今年もそろそろ打ちにいくぞー。
よしよし、頑張ったね。偉かったね。
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ここからはこころと無縁の待合室でのお話。
昨日は少し待ったので、セキセイインコを連れてきている患者さんとお話しました。
一人餌を食べる練習をしている段階の、まだヒナの可愛い鳥さんでした。
「この子、先生にくる病って言われちゃって」
「一人で歩くこともできなかったのよ」
くる病とは、カルシウム不足などからくる骨格の発育不全です。
飼い主さんはこのインコさんをペットショップで買って、様子がおかしいことに気づき、医者に連れてきたとのことでした。
獣医さんは、治療にもお金がかかる事から、買ってすぐならお店に返すこともできるでしょうが、治療を続けますか?と飼い主さんに尋ねたそうです。
ですが、飼い主さんは「この子も魂があるのだから、そこらへんにあるようなモノを買って初期不良だわ、って返すのとはわけが違うもの、返すなんてできないわ。」と言い、現在も治療に通ってるとのこと。
ちさ:「うんうん、わかりますー、縁があってやってきたわけだし、情がうつっちゃいますものね。」
飼い主さん:「そうそう!それに、万一交換とかしてもらっても、この子病気だから売り物にはならないだろうし、この子は一体どうなるんだろうと思うと、気になって、他の子なんて飼えないわ」
ちさ:「ですねー!万一助からなくても、出来ることしてあげて、最後まで看取ってあげたいですよね。」
このインコさんは、幼いヒナの頃に発症している事から、先天的なものの可能性が高いそう。
最初に連れてきた時は危険な状態で、治る可能性は半々と言われたそうですが、治療とこの飼い主さんの熱い情のおかげか、小さなキャリーの中で、設置してある止まり木にも止まれるようになり、ぴーぴーと暴れていました。^^
飼い主さんも「やっと止まり木にも少し止まれるようになったのよ」。
この飼い主さんの姿が、昔先天的にホルモンバランスが悪いせいでハゲてしまうハムスターと暮らした自分のように見えて見えて、しかたがありませんでした。
でも、うちのハゲちゃびんのハムさんはそれでも3年半生きて、普通のハムスターと変わらない寿命を全うできたのです。
このインコさんも、このまま順調に治って、鳥生を全うできますように・・・。
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